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WIND FOIL TEST RIDE 2

2019/12/25

スラローム用の機材をテスト2日目
2020年よりPWAワールドカップではフォイルでのスラロームがスタートします。
その競技に向けて機材を理解した上で使い方 考え方の方向性を確認して行きたいと考えています
前回は10mの風の中
8.8㎡・フィユースレージ95・主翼800尾翼255・マスト95・ボード幅91
を使い 安定したフィルバランスを確認しました
今回は7m前後の風に同じ機材を使いセッティングバランスに
ライディングのポジション等を確認します。

前回確認した尾翼の調整で安定したフォイリングで走りは安定している状態
乗り込んでスターボードフォイル/RACE/フィユスレージ115+とのセッティングバランスの違いを確認して行きます。
フィユースレージ95を使う事でセッティングが変わった部分は、2点

● ハーネスラインがかなり前に移った
● ブームの高さが5cmほど高くなった


右がフィユースレージ95使用の位置 左がフィユースレージ115+の位置 凄い違いでしょ。

元々ウインドフォイルを安定したフォイルライドさせるには
フォイリングさせる目的に合った適度な力を感じながら水中の飛行機を水平飛行させる必要があります
空を飛ぶ飛行機をイメージしてみると滑走路を走り始めた飛行機が空に浮かび上がります、
飛行機の場合は、高度1万メートルまで長い時間を掛けてやっと水平飛行します.
ウインドフォイルの場合は離陸(この場合離水)したら直ぐ水平にします
しないとフォイルが空気中に飛び出して墜落してしまうからです、
のんびりしている時間は有りません離陸してから水平させなければ為らないリミットはマストの高さ分の僅か0.85m前後!
ビギナー用のフォイルはその高さが短め、競技用の上級者のは1mほどあります
超低空飛行なのです、なので飛ぶ力の不安定なフォイルは超危険!
ではどの様なフォイルが危険なのか?

乗り手に急激な動きをさせるフォイルは話にならないのです
最もそんなのは無いでしょうけれど・・
逆に安定しているフォイルはどの様なフォイルなのか・・
大きな動きをしないで済むフォイルでそのバランスを作り易いフォイルです。
離陸するにしても頭を後ろに無理のない程度にずらして浮かびあがり、元に戻してあげれば水平に戻る
大きな重心移動が必要ない事です。
空飛ぶ飛行機の場合は尾翼の角度を機械的に下げもしく上げる事により機体の上昇下降と働かせ 重心の移動は無いのですが、
私たちが操るフォイルは私たちの体重を含めた重心の位置をずらす事によって上げ・下げ・水平と為り 極めてシンプルです。
小さな旅客機に乗る場合、荷物を含めた重量バランスをかなりシビヤに調整する為、
座席の位置も変えさせられる事は当たり前と聞いたことがあります
私たちのフォイルと同じで安定した飛行は安定したフォイリングの考え方と同じなのです。

また次回、
ウインドフォイル テストライドは 続く・・。

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