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WIND FOIL TEST RIDE 4

2019/12/29

WIND FOIL TEST RIDE  3 からの続き

主翼の位置によって自分の体を含めたセイルの位置が変わる事に付いて説明しました
今回は主翼の力の大きさに付いてどの様に対応するかを紹介します
バランスは取れているのにボードが浮上がって来てしまい墜落する状態に付いてです。
浮き上がる力が大きくなる要因は3点あります

主翼の大きさ⇒サイズ
主翼上に水の流れ⇒スピード
主翼の角度⇒尾翼角度と尾翼までの長さ

いずれも調整できるものですが、走り始めたら調整のしようがありません
浮き上がってくる力が増した ボードをどの様して押さえるのか?
下の画像で説明します

ドライバーは引っ張り合うロープが真っ直ぐに成ろうとするロープの間に有って、
ロープに押される力分、机に押し付けられる力が働いています

長い方のロープはセイルパワーの力と向き、 短いのはハーネスラインです
ハーネスラインには重心が掛かりそれを支える私たちの足とマストに繋がっています
セイルパワーが増せば ハーネスラインを通じて足とマストにより押さえる力を加えるかたちとなります。

画像ではドライバーは1本の棒ですが、
実際は前回説明したマストの柱と乗り手の体の柱から成る 三角形に力が掛かります
三角形の形によりマストと足に掛かる割合が変わってきます。
この力を働かせる為にはセイルパワーが必要となります
自ずとセイルパワーが生まれれれば引っ張り返して引っ張り合いのバランスを取る必要があります。画像の通りです
自分の体重を使ってのトリムコントロールではボードの上に乗り主翼の力の位置とのバランスを取りがちですが
スピードが増せば浮き上がりも増しますし クローズホールドの上り特性を上げる為に尾翼角を調整しても増します。
そこで浮く力が増したボードを押させる方法は先ほどの通りとなります。

これは、画像のロープが真っ直ぐな状態では働きません、
ブームに付けられているハーネスラインが下に浮いている状態で架かっていないと働かないので、
ブームが低すぎると架かりません、
むしろ高めにしてセットしてその力が働く様に体をボードの外側にハイクアウトして乗る様に、
柱に繋がる・繋げる意識を持ち重心のコントロールをしながら走らせる様に意識する事が大切です。

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